藤枝薬剤師会では2016年3月より、藤枝市・志太医師会・藤枝市立総合病院と共に「ふじえだCKDネット」へ参画しています。調剤薬局にて薬剤師が腎機能の指標となる推算糸球体濾過量(eGFR)に応じて色分けされた「Check! CKDシール」をお薬手帳に貼付する、というこの活動は、医療機関同士での腎機能情報の共有だけではなく、腎機能に応じて量の調整が必要なお薬が処方された際に、医師へ薬剤情報提供、疑義照会を行うことにより多くの薬害を未然に防ぐことに貢献しております。
また、2019年10月からは「腎障害の進行抑制と末期腎不全による腎代替療法(血液浄化療法、腎移植)が必要になる患者様の減少」を目的として、「Check! DKDシール」をお薬手帳に貼付する活動を開始しております。透析導入の原疾患として最も多い糖尿病性腎症(DKD; diabetic kidney disease)の重症化予防を実現するべく、2020年1月に“ふじえだCKDネット”は“ふじえだCKD・DKDネット”へと名称を変更し、糖尿病管理とDKDの重症化予防についてもより一層の充実を図っております。
現在も進化を続ける「ふじえだCKD・DKDネット」の詳細と功績については以下の内容をご参照ください。